えーとまず
当ブログが10万ヒット達成いたしました
思えば2008年より二年と少し
ちょっとした感慨があります
今後の日程的に
残り3ヶ月前後のお付き合いと思いますが
これからもご愛顧頂ければ
ボス共々非常にうれしく思います
皆様ドーバル・ヴェチェル
これからも楽しんで頂けている様で
非常にうれしい下僕でございます
さてはて
この10万ヒットのめでたき日に
非常に衝撃的な事が起きました
物理的に
それは一昨日の夜のこと
時間は深夜一時を回っていた頃合でしょうか
宿で仲良くなった西洋人の
こっちのアパートに遊びに行き
ほろほろ酔いで宿に帰るまでに起きた出来事
その時は冷たい雨がざんざんと降っていまして
帰り道でタバコとビールを一本買って
熱いシャワーを浴びてビールを流し込み
さくっと寝る気でいました
急く気持ちあったのでしょう
寒くて慌てていたのかも知れません
酒が残っていたのかもしれません
ともあれ車道を渡っていましたら
急に現れたタクシー左ふくらはぎに重たい衝撃
宙を舞う下僕の体
そして雨が降り一面水溜りの道に
叩きつけられずぶ濡れの下僕の肢体
下僕
ブルガリアの地にて
車にはねられましたはねられて一番最初に思ったことは
恐怖より驚愕でした
取り合えず起き上がり現状把握
身体確認!
目!見える!OK!
耳!聞こえる!OK!
鼻!匂う!OK!
触覚!感じる!OK!
手足!取り合えず全部ある!OK!
損傷箇所確認!
左腕肘に痛み!かすり傷!軽微!
左ふくらはぎに痛み!打ち身!軽微!
頭部前面に痛み!かすり傷!軽微!
オーバー!
全体的に重大欠損なし!!
いやーあれですね
よく車にひかれると走馬灯を見るなんていいますが
実際は見ないものなのですね
その後確認中に後続のタクシーの方が
携帯でポリスと救急車を呼んで下さり
(ちなみにひいた車は逃げました)
(ひかれた際の記憶が確かならブレーキ音は聞こえませんでしたよ)
深夜の救急外来として
病院に連れて行かれたのですが
事故のショックと酒のせいか
診察途中から非常に眠くなってしまい
先生に身を任せておりましたら
レントゲンやらCTやらの診察が終わり
先生曰く
『まったく問題無し』との事でした
うーむ
我ながらなんとも悪運が強いものです
車にひかれてかすり傷ってのは
あまりオカルトを信じない
(というかどちらかと言うと大嫌いな)下僕でも
『守護霊』とか『運命』とかそんなのに
微妙に感謝してしまいましたね
新興宗教を信じちゃう人の気持ちが
ちょっとだけ分かってしまいましたよ
だって当たり所が悪かったら
邦人男性ブルガリアで事故死も
十分に有り得た訳ですし
そうでなくても帽子を被っていなかったら
頭をもっとざっくりいっていた可能性も
無きにしろあらじだった訳ですからねー
死ってのは結構前兆すらなく
まったく予想だにしない状況でも
さくっと来る可能性があるんですねえ
死の淵を覗いてみるってのは
微妙に人を哲学者か
詩人にでもする作用もあるかもしれんです
いやはやブルガリアの地で
メメント・モリ(死を思え)をしみじみ実感するとは
本当に思いませんでしたよ
昔の人はいい事言ったものです
さてはて診察後
「CTで見た限り問題ないし
外傷もほとんど無いから大丈夫だと思うけど
念のためしばらく移動はしないほうが良い」と言われてしまい
あと一週間ほどはソフィアの脱出を禁じられ
しょんぼりしながら病院を後にすることなり
その際同行したポリスメンが車に乗せてくれたのですが
事故現場までしか送ってくれず
そっからどしゃぶりの中を
宿まで歩く羽目になったのは
流石に公僕としてどうなんだ?と思わなくは無かったのですが
宿に帰りヘロヘロ体でベットに倒れこんだのが
先日の朝
んで昼過ぎに無事に起床し
『そういえば持ち物の破損確認してなかったなー』
と持ちものをチェックしましたら……
デジカメの液晶が割れている……ぎゃーーーす耐水防塵耐ショックのオリンパスμでも
車のショックには耐えられなかったようです……
まあ海外保険に入っているので
たぶん携行品破損で保険は降りるのでしょうけども
長年の旅の相棒だったので
先日一日不貞寝こいておりましたよ
余談ですが本日
デジモノ修理屋の店に持っていって
壊れた事情を説明したところ
『じゃあ彼(デジカメ)が君の代わりに壊れたんだよ』と言われ
なんとも不思議な気分になりました
ともあれ皆々様
車の事故には十分にご注意くださいと
心の底から思う下僕なのでしたよ
いやー大事にならなくて
良かった良かった
<<本日の写真>>

んな訳で診察後に渡されたCTの写真

んなものを持ち歩く旅人も
まあそうはいないと思いますが
よく考えればインドでぎっくりやって
タイに飛んだ時も持って移動したこどがありますね下僕

んでこちらが長年の相棒で
下僕の代わりになってくれたのかもしれない
デジカメ君でございます
ちなみにこの写真自体は
同宿でトルコでも出会った
日本人の方に撮影してもらいました
しかも運が良いことに
こちらの方は医療関係者の方で
『事故後60時間経過した現状で
今再発してないならたぶん大丈夫』と
うれしい診断を頂きましたよ
_______________________以下丈夫な体の下僕よりコメントお返事 _______________________
>>しんべぇさん
>下僕さんのように面白く、上手に出来ないですけど…。
恐縮&うれしくて身もだえしております
さてムービーを何使っているかという話ですが
本編編集にはニコニコムービーメーカで
街角歩きはウィンドウスのムービーメーカーですね
というかほかのソフトを使う技術がありませぬ……
>これからの旅の安全をお祈りしています。
お祈り頂けたからかすり傷ですんだのかもしれんですねw
本当にありがとうございました
スポンサーサイト
テーマ:ユーラシア横断 - ジャンル:旅行
- 2010/07/28(水) 03:47:10|
- ソフィアの下僕
-
| トラックバック:0
-
| コメント:10