遂に6月も気が付くと最終日
2010年も折り返し地点を迎えようとしているのですね
皆様メルハヴァ
未だ2010年という年号に慣れていないのに
もう半分を過ぎたということに
非常に納得がいかない下僕でございます
というかアレです
小学校の頃思い描いた未来である2010年の中ごろに
未だ独り身旅ニートである今の自分の現状に対して
少々幼少期の自分に土下座したい気分だったりしますよ
さてはて
本当であれば先週には
イスタンブールを出て別の町
いい加減トルコの別の顔を観光しようと思っていたのですが
実は未だにイスタンブールにいたりしますああっと石を投げるのはお待ち下さい
それには深ーい理由があるのですよ
その理由とはアレでございます
サムライジャパン事サッカーワールドカップなのです
元々下僕自体そこまでサッカーが好きな訳でもなく
今回の大会も予選のグループが決まった時点で
全く期待はしていなかったのですよ
んで
試合の初戦当日もその前日のはやぶさの件で飲んだくれて
こっち時間で昼過ぎまで寝ておりまして
試合時間も大して気にせずに宿でゴロゴロしていたのですが
そこに飛び込んできたのは同宿のYさん
『下僕さん!!日本勝ってるから見に来なよ!!』
このYさんありがたい事に
ハーフタイムの時間に見ていたシーシャ(水タバコ)屋を飛び出して
下僕を誘いに来てくださったんですね
そして結果はご存知の通り初戦勝利
ここで元来お祭り好きの下僕の血に火が着きまして
『こりゃ全戦見てやろう』となった訳なんですよ
そんな訳でどうにか見ようと予定を立てていった結果
宿を出ようとした朝に雨が降って出れなくなったら
次の日は試合なので動くのを止め
今度こそは出ようと思ったその日が試合で
同宿の人に『今日の試合に勝ったら明日刺身作ってよ』と頼まれ
結果勝ってしまったのでもう一日滞在する結果になり
気がついたら
猫に噛まれた例の件の期日が迫り
もうこうなったらしかたあるまいと半ば自棄で
昨日の試合までイスタンブールに居てしまった訳なのです
しかしあれですねえ
異国で日本代表の選手の方の試合を見ると言うのは
なんとも勇気と元気と愛国心が沸くものです
これで思い出したのが
ちょうど二年前の旅の始めの頃の事
もう懐かしく思える北京五輪の際
台湾の安宿でいろいろな国の方と五輪を見て
『お前の国の選手たいしたもんだねえ』とか
『ボルトって黒人から見ても化けモンだよ』とか
『日本は野球強いんだから台湾に勝ち譲ってくれよ』とか
そんなオリエンタルな面々とワイワイと楽しんだのですが
誤解を承知で言うのなら
こういった世界的なイベントは世界のいろいろな人が
その場その場で酒やらお茶会のつまみにして
会話を楽しむ『ため』あるんじゃないかなーと
そんな事を思ったりします
だってその試合の話をするだけで
言葉も文化も宗教も違う異国の人と
楽しめたりするのですよ
今回だって全試合を見に行ったシーシャ屋の親父さんに
完全に顔を覚えてもらって
最後の二試合なんか個室を日本人用に開放してもらい
その個室で大盛り上がりで試合を観戦させてもらい
先日の惜敗の後も本当に残念そうに
『イシュ・アッラー(神の思し召し)だよ』と
慰めてもらったりしたのですよ
ついでに補足しておきますと
トルコの方は大体みんなサッカー狂な上に
かなり親日なもんで
こっちの実況もどっちかと言うと
日本よりだったような気がします
まあ
実況はトルコ語だったので
実際に所は分からないのですけども
試合後同宿の皆々さんと肩を落としながら道をあるいていたら
「日本負けちゃったねー残念、でも良い試合だったよ」と
結構に話しかけられたりしたので
それなりに注目度高い試合であったのは間違いないようです
いやー
本当に楽しかったなあ今回のワールドカップ
日本選手の皆様本当にお疲れ様でした
贅沢を言えばもう少し異国で
日本を応援したかったですけども
強豪パラグアイとPKまでもつれ込んだ時点で
なんと言うか使い古された言葉でしょうが
『よく頑張った!感動した!』と
心から思ったりします
ついでに余談ですが
昨日の試合が終わった後に誰とも無く
『さて日本の戦いも終わったしそろそろ旅を再開しますかねー』
と下僕も含めて同宿の皆々さんも言っていたのが
ちょっと面白かったりしましたよ
そんな訳で
そろそろいい加減出たい所なので
動画のアップが遅れても
怒らないでくだs……
イエスボス
ネナイデツクルカラ
ソノブッソウナモノヲシマッテクダ…
アッーーー!!
<<本日の写真>>

そんな訳でこちらが行き付けになった
シーシャ屋でございます

ランプも非常に美しく

水パイプもそこそこのお値段でボスも大満足でした

結構皆さんも熱心に応援して下さったんですけどねえ

残念無念でございました

まあかなり良いロケーションで観戦できたので
これ以上望むのは欲張りかもしれないですね

ついでにこのお店の招き猫殿事
『ミケーネスタン(仮名)』殿

彼が寝ているこの椅子は
たとえお店が満席に近くても
誰も退いてもらとうとしないあたり
ある意味愛されてる証拠かもしれませんね
________________________以下下僕よりコメントお返事________________________
>>テムジン君の時から気になってたんですが、「オベリスク」じゃないでしょうか?
素で間違えておりました
ご指摘ありがとうございました
>>resonaさん
>というか、その祖先はコーランを守護する一族~のくだりって本当ですか?
コーランを鼠から守る一族なんそうですよ猫一族w
そんな訳でイスラムの国では猫は結構愛されますので
ノラでも人懐っこい方が多いですね
>>kaoriさん
ファンと言って下さるのは非常に嬉しく思います
ボスも顔には出しませんが
内心喜んでいることかと思いますよw
後動画はもう少しお待ち下さい……
>>リョウコさん
楽しみしてくださる……
こんなに嬉しい事はないです
海外は時間と金とパスポートさえあれば
まあ何とかなるので
来てしまってもいいじゃないですかね(無責任
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テーマ:ユーラシア横断 - ジャンル:旅行
- 2010/06/30(水) 09:53:31|
- イスタンブ-ルの下僕
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