『過去にして 悲劇の爪痕 空爆跡 だけどもそれは 意識できない』
先日下僕が何やらニコ生なるものを放送していたわけだが、
奴には2時間喋り続けるというのは、オーバーロードだった様であり、
比ゆ的に言うと、奴の脳から煙が出るような過剰行動だったようで、
ここ数日あ奴はぼんやりと空を眺める日常だったそうだ。
まったくあの馬鹿者の軟弱さはため息がでてしまうな。
皆様、日本の時間でおはようございます、である。
放送には我輩は出るつもりはないが、出来れば下僕を生暖かい目で見てもらえると、
こちらの日常としても有難い我輩である。
取りあえず下僕よ、母上にも言われたように調子に乗らないような!
さてはて、セルビアの首都であるベオグラードなのであるが、
ほんの十数年前には中欧の歴史的悲劇が起きた国とは思えないほど、市内は綺麗で活気に満ちている。

こういっては何であるが、ブルガリアのソフィアよりも全体的に、

近代的というか西洋的と言うか、

整然とした町並みが続き、

歴史をまったく知らない状態でもしこの国に入ったのなら、

そんな事実があった事すら気がつかないような、

そんな雰囲気すら流れている街である。
と、そんな少々腑抜けた事を考えていた我輩と下僕の目の前に現れたのは、こちらの建物。

ぱっと見は単なるビルに見えるのだが……

向かって左側は、

ごらんの有様である。
これは件の悲劇『コソボ紛争』時にNATO空爆によって、

徹底的に破壊された、

恐らくは要所的な建物であった建物の、成れの果てである。
この問題については、旅人である我々が口出し出来る問題ではなく、
ただ風景見ながら感想を言うに留まるしかないのであるが、

この空爆された建物瓦礫から新たな木が生えていたり、
それなりにこの国の『歴史』であるからそのままに保護している筈なのに、

そのフェンスに落書きがあったりするのが、
なんとも我輩としては悪くない気分である。

そしてその前を、真っ赤で綺麗なトラムが走っていると、
空爆の事実とその日常的にな物との対比で、少々我輩の頭がクラクラしてしまう。
なんとも不思議な光景である。
我輩はひつじであるので、戦争の事はよく分からないのだが、

公園内で老紳士の方々が、

備え付けのチェス板で朝な夕なチェスをやっている今の現状が、
この国にとって一番よい状況に思えるのだが、読者の方はいかがであろうか?
さて、せっかく新しい国に来たのだ、
もう少しだけ見てみるかな?下僕よ。
ん?何だ浮かない顔をして?
……今日から三日間雨だと?
うーんどうしたものだろうか。
_______________________以下下僕よりコメントお返事 ______________________
>>赤ゼルらいだーさん
>ニコ生放送楽しませていただきました!下僕さんしゃべりが上手いですねえ
下僕は喋り仕事をやっていた訳でもなく
正直完全な素人なもんで必死でしたよ!マジで!
頭から煙でそうでしたw
ともあれお楽しみ頂けたのならなによりですー
>>ごっつんさん
申し訳ないですそんなにMP残量がありませんでした
ですが可能なら定期的にはやってみようかと企んでるので
出来ればまたお会いしましょう
>>まめさん
お久しぶりです
まめさんも個室だったんですねー
楽ですよねあれww
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テーマ:ユーラシア横断 - ジャンル:旅行
- 2010/10/26(火) 11:19:21|
- ベオグラードのボス
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