『温泉の 時間が作りし 白き大棚 ローマ時代の 人も呼ぶ』
気が付くと、2ヶ月と少しトルコ滞在している計算になる訳なのだが、
我輩の出番が、まだこれを含めてやっと2回目いうこの現状。
流石の我輩も書体を忘れてしまいそうになってしまうな。
読者の皆様こんにちわである。
個人的にはもう少し出番を増やしてしきたい我輩だ。
それには移動を増やさないといけない訳なのだが、
下僕の沈没癖が阻害している事に、
少々怒りを覚えないことも無い。
さて、我々は今現在『パムッカレ』と言う世界でも珍しい、
自然と文化が融合したトルコの複合遺産の町に来ているわけなのだが。
まず、
入り口が意外と近代的で驚く。

ここで20トルコリラ(約1200円)を支払いしばらく歩くと、

ここから先は靴が石灰棚を傷つけると言う理由から、裸足で先に進む。
ちなみにこの地面には、結構細かい砂利があり、

下僕は日ごろの生活が怠惰なせいか、足つぼマッサージ的激痛が、
足の裏に何度も走りギャースカかわめいていたのだが、
まあヤツの事はほおっておいて目の前に広がる、

この白き大地と、

お盆状になった棚に溜まる温泉の、この色の美しいこと美しいこと。

なんでも上から流れ出る温泉に炭酸カルシウムが多く含まれてるとかで、
丁度鍾乳石が出来る理屈と同じように、気の遠くなるような長い年月を費やして、
この非現実的な光景が完成したのだそうだ。
ちなみに『パムッカレ』の名前の由来はトルコ語で『綿(パムック)の城(カレ)』だそうなのだが、

まさに白き綿のように美しい、

自然の作り出した大いなるお城であるな。
そしてその白の城の上に紀元前2世紀から、王朝が栄え名を『ヒエラポリス』と言う都市が誕生し

時代をローマ時代移してその後、

1354年に大地震が起こり都市が壊滅するまで、

巨大な町が存在していたのと言うのも、

また、中々にすごいな。
そしてその朽ちた遺跡を更に堪能できるのが、

こちらの温泉である。
ここは入場料が更に25トルコリラと、少々お高いのだが、

その崩れた遺跡に腰を下ろして温泉に入ることが出来るという、

ある意味少々罰当たりな気がしないでもない温泉なのだ。

温泉内にはこんな物が普通に沈んでいたりして、

下僕は『この写真を取るために、このカメラは防水だったにちがいない」と、
大喜びであったな。
そして更に美しかったのが、

オレンジに染まり、

白と青とが

なんともいえないコントラストを生む、

この夕日時である。
いやはや、

なんとも美しいものを見た気分である。

さて、折角イスタンを離れたのだから、更に別の土地も見に行こうか下僕よ!
ん?下僕何を隠している?
貴様!!その写真はなんだ!!


言い訳ならば聞いてやろうか……?
ふむ、なるほど?
水着のおねいさんが一杯いたので、思わず撮ってしまっただと?
ちゃんと撮影の許可は取ったから許してくれとな?
ふむ……
(無言で親指を下に向けるボス)
________________________以下何故かボコボコの下僕よりコメントお返事________________________
>>ほざさん
もう帰国まで飛行機は使いたくないので
出来る限り巻きで行く所存でございます
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テーマ:ユーラシア横断 - ジャンル:旅行
- 2010/07/11(日) 00:07:43|
- パムッカレのボス
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