『アラビアの 大地に建ちて 数百年 そして彩る 空と山』
ここサナアに到着して、もう4日も経過した訳なのだが、
いまだこの街波を眺めてみて、飽きる気がしないな。
こんばんは、この街がかなり気に入って来ている我輩である。
そういえばこの国と時差は6時間。
日本ではそろそろ『おはよう』の時間だったりするのな。
思えば遠くに来たものである。
さて、我輩を魅了している首都サナアの旧市街。
ここは数百年前殻町並みが変わることなく、更に未だなお人が生活しているという、
中々に驚きの世界遺産である。

そんな訳で旧市街へのアーチを渡り、

路地をうろうろと散策である。
そういえば少し話は脱線するのだが、
何かの本で『路地が生きている街は大丈夫である』という、
どこかの都市デザインやってる人の対談か何かを見た覚えがあるのだが、

そういう意味においては『この街は大丈夫!』となるのだろうなあ。
さて、こちらはこの旧市街のメイン市場の入り口『イエメン門』

この門も年季が入っていて素敵な門をくぐり、
市場を散策するがまた楽しい。

売っている風景も、

売っている方々も、我輩が言うのも可笑しいかもしれないが、
異国情緒満点である。

この塔『ミナレット』と呼ばれる、モスクの横によく建てられる塔でなのであるが、
重機も無い時代に、よくもこんな高い塔を建てたものである。

こちらは高台から旧市街を見下ろした風景。
そしてそこに堂々と建つ

ミナレット。
そしてその風景を彩る空の青さに、

非常に心踊る思いのしている我輩である。
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- 2009/11/13(金) 00:39:38|
- サナアのボス
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『旅慣れて そして擦れてく 旅人の 服も同じく 擦れてゆく』
こんばんは、出発から一年以上もかかって到着した中東に、
ちょっと久しぶりの感動をしている我輩である。
やっぱり新しい国というのは楽しいものであるな。
さて、ここイエメンまでの道のりに付いてなのだが、
中々に面白い感じだったのでその報告から始めたい。
まず一昨日、本当に長かりしインドに最後まで牛殿に見送られ、

インドはデリー国際空港にてまずは出国手続き、

下僕曰く『6年前より空港内が小奇麗になっている』とのことで、

飛行機に出発までのんびりと

空港内をうろ付いた後に、
まずはイエメン行きのトランジット(飛行機の乗り換え)のために、
オイル国ことドバイへ向かったのだが、

今回乗ったこの飛行機、なんでもドバイの航空会社だそうで、
まあ機内設備の整っていることといったらなかった、
何しろエコノミークラスだと言うのに、全席にTVが付いており、

そのTVでゲームさえ出来るという、この設備。

ちなみにコントローラーはこんな感じで、他にも映画やら何やらも見ることが出来た。
そんな良サービスの飛行機であるので、もちろん機内食は勿論、
機内酒も充実しており、下僕は1年以上ぶりのハイネケンなんぞを二本空けさせてもらい、
かなり良い気分で機内を堪能させてもらった。
まあ、そんなこんなで世界でも有名なお金持ちの国、
ドバイに着いたわけなのだが、
今回はトランジット(の為に降りただけなので、
出国検査もなく、ドバイ空港内を探索した訳なのだが、

まーこの空港内の

金かけ具合というか、リッチな感じが、

物凄い勢いで、しかもそんな国の空港内にいる方は、
ほとんど身なりがしっかりしている為に、
下僕の輪郭が崩れたようなみすぼらしい格好の、
浮く事と言ったら無かったな。
それでも当人は
『まだ恥ずかしいと思えるのだから社会復帰は容易い!』
と馬鹿なことを思っていたらしいがな。
さてその空港内で八時間の飛行機待ちの時間があり、
空港内の足が伸ばせるタイプという、神のデザインか思う椅子で仮眠を取り、

今度こそイエメンは首都『サナア』に出発。

今度は流石に眠くもなったので、朝食サービスをもらった後に熟睡し。
気が付くと飛行機は砂漠の上を飛んでおった。

広大な砂漠を眺めている内に、その砂漠が岩山に変わって行き、

遂に中東イエメン国、首都サナアに到着だ。

ちなみに入国の際、その場でこの国はビザが取れるのが、
事前情報だと30ドルという話だったのに、ここ最近に値上げしたらしく、
60ドルと窓口で言われてしまい、下僕は『いきなりアラブの商人かよ!』と、
無駄な値切りをしてしまったらしいがな。
さて、イエメンに来てみて驚くのは、
この国は完全に、パーフェクトに、
日本人のイメージする『中東』である。
なんというか『アラビアンナイト』の町並みであり、

当たり前の様に街角ではケバブを焼くにおいがしてくる。

物価面でもインドの1.2倍くらいなので、ずいぶんの過ごし易そうなこの国。
今の時点ではかなり気に入ってしまった我輩であった。
ただ首都の標高が2500mを越えており、朝夕は結構冷えるというのは、
ちょっと驚かざるを得ないところであったがな。
________________________以下下僕よりコメントお返事__________________________
>>m、mさん
情報サンクスです
やっぱりインドと同じように
長居しすぎると飽きるんですねやっぱりw
>>飯ちゃん
ええそれはもう気をつけますとも!
ただ中東のトラブルって
個人ではどうしようもないものが多いんですよねえ・・・・
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- 2009/11/10(火) 00:01:44|
- サナアのボス
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