『我輩の 念力通じ 雲さりき 青空砂浜 インド式』
一昨日下僕がインドに『てるてる坊主』殿を召還してみたのだが、
やはりインドは管轄違いなのか、いっこうに晴れ間が現れなかった。
しかたがないので、我輩が一肌脱いだところ。

本当にすっきりと晴れてしまった。

こんばんは、我輩の力がインドでも通用すると証明され、
少々得意気な我輩である。
やはり何事も、気合であるな、気合。
さて、このゴアにて久々の青空なので、下僕をせかしビーチに行って来た。
元々ゴアは、北インドに比べてかなり『色々な』意味で過ごしやすいため、
世界中からヒッピーの方が、ここのビーチで『沈没』すると言う事で有名であり、
ゴアに来たのならせめて一目はビーチを見たかった訳なのだが

まるで日本海のごとく、波は荒れていた。
荒れた海を確か『ウサギが跳ねる』といった表現があったかと思うが、

そのウサギも裸足で逃げるのではないかと思うほど、強い波が打ち付けていたのだが、

流石はインドの皆様である、意に介すことなく海水浴を楽しまれておった。

他にもここで写真を撮って売ることを生業にしている方もいらっしゃり、
しみじみとインドのお方のポテンシャルに驚かされた我輩なのだが、

シーク教徒の方は、海水浴の際もターバンをはずさないと言うのは、
少々どうかと思ってしまった我輩であった。
さて、ゴアでのみたいものも大体見たことだ、
そろそろ次の国を視野に入れながら、次の街に移動である。
下僕が提示した場所は『アフマダバード』
前に滞在したムンバイを経由して、バスと列車で一気に北上である。
この記事を書いた後、まずは十二時間のバスの旅、
エアコンなしスリーパークラスはどのようなものであるか、
少々ワクワクしている我輩であった。
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- 2009/07/04(土) 23:27:41|
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『耳栓を ねじ込み 気合で寝てみるも それをも貫く オヤジのイビキ』
バスによる下僕への仕置きも完了し、何とか無事にゴアの到着したわけなのだが、
『ゴア』とはこの地方と差す言葉で、都市の正式な名前ではないのだな。
こんばんは、下車の際何度も下僕が『ここはゴアなの、パナジってゴアなの?」
と周りの方に聞きまくり、少々恥ずかしい思いをした我輩である。
下僕よ、お前の頭の中には『事前に調べる』と言う機能が欠如しているようであるな。
さて、その下僕への私刑にもなったバスであるが、
中々に我輩の下僕への怒りの溜飲が降りような思いのバスであった

まず、バスの中はそれほど目を引くようなものは無いようにみえるのだが、

下僕の席側の窓にくもの巣のような、

亀裂がびっしりと入っており、下僕への精神ダメージを与える仕様になってた。
更にGJであったのが、回りにお座りになっていたインド人の皆々様である。
下僕がこしゃくにも眠ろうと、耳栓を使っていたのに対し、
まず前の席の方が、その耳栓が用を成さない音量でイビキをおかきになり、
更には後ろ席の御仁にいたっては、不思議な匂いによる下僕へのダメージと、
まさに下僕はフルボッコでゴアまでの十六時間を耐久しておった。
いやはや、下僕曰く
『この旅のバスにおいて、ベスト3に入る刑っぷり』だったそうである。
まあそんなこんなでゴアに付いたは良いのだが、
失念していたのが、時期的な問題。
ここゴアはシーフードもあり。

ポルトガル時代を思わせる綺麗な町並みで、

バクシーシの方も陽気であるという、中々にナイスな街であるのだが、

今の時期は丁度『雨季』
しかもここはアラビア海に面した、モンスーンが直撃する街。
結果、

突然バケツをひっくり返したような雨が降ったかと思うと、

その一時間後にはすっかりと晴れ、

またその二時間後に雨が降るという、なんとも観光にとても向かない気候なのである。
うーむ。
ここはビーチが有名だったりするのだが、ちゃんと観光できるか、
少々心配になってきてしまった我輩であったぞ。
________________________以下下僕よりコメントお返事__________________________
>>ちょ、それ、何て“どうでしょう?”
多分どうでしょう班より
ひどい目に遭いましたよ
殺意でイビキが止められないものか
とも思いましたよ
>>chinchinさま
ビンゴにございます
『移動方法』を『バス』でスナイプされた方
お楽しみ頂けたでしょうか?
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- 2009/06/25(木) 02:26:26|
- ゴアのボス
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