『オススメす 商品ではなく その御仁 実物見ずとも 分かる品質』
こんばんは、物の価値とはその商品に連なる人の、
信頼や人徳によるところが多いと、常々思っている我輩である。
何の話かと言うと、とある御仁の話。
この御仁はネパールでお会いした方で、我輩と下僕がランクルでも根を上げかけたチベットを、
なんと自転車で走破して来られた方で、目標はなんと自転車によるユーラシア大陸の横断。
チベットの前には、四川の地震でのボランティアをしたり等々、もはや『超人』。
『ぼくの「地球」を走る旅』(
http://ameblo.jp/masanori0615/)のマサ殿である。
このマサ殿にはネパールにおいて、我輩も下僕も毎日の様にお世話になった、
大恩がある方なのだが、こちらの方が今現在ネット通販をしているものがある。
その名も『Everest Jeans』
元々このマサ殿、世界を自転車で回るか、それとも大好きなジーパンのお店で働くか、
悩みに悩んだ末、世界に飛び出した方で、服飾にも並々ならぬ才覚をお持ちの方。
その方がネパールの服飾職人に魅せられ、自分オリジナルのジーパンを製作し、
遂に今現在、ネットによる通販しているのである。
本気で言いたい、彼の性格で下手なクォリティのものは販売しない、と。
実際一枚一枚手縫いのジーパン、しかも元々のデザインは、
彼個人が持っていた、ビンテージのジーパンを、その場で分解し、
型紙として使用した一品である。
(この辺の話は EverestJeans製作日記
http://ameblo.jp/masanori0615/theme-10011623865.htm を見てもらえれば分かる)
我輩と下僕も、彼が計画を始めた頃同じ宿の部屋で、
毎日の様にステッチだボタンだと話しを聞いており、
彼の情熱に関しては疑うところすらない。
これで一枚送料込みで6500円ポッキリ。
しかもその売り上げの一部は、ネパールで学校を作っているNGOの方
(この方も信頼できる方であった)へ寄付と言う徹底ぶり。
もう一度言おう、彼の性格でハンパな作品を売る事はない。
もしハンパな作品が届いたと言うのなら、下僕に料金を支払われせても良い、
と我輩なんぞは思っている。
実際のところ、彼所有の型紙となったビンテージジーンズ、
これと同じ型のジーンズを日本で買うとウン万円だそうである。
この売り上げは彼の今後の旅行資金にもなるそうなので、
ジーパンが好きで財布に余裕がある方。
良かったら一考していただけると我輩としても嬉しい。
まあ、注文のページがこちらなので(
http://ameblo.jp/masanori0615/entry-10242692354.html)、
見るだけでも、見るだけでも(と言うとインド人のようであるが)、
よろしくお願いする。
ああ、先に言っておくが、我輩と下僕は彼から一銭も貰っておらんからな。
タダ純粋に良いものを薦めたいのと、
彼を応援したいだけであるので、その辺は邪推される事の無いように。
<<本日の写真>>

ちなみに本日のムンバイは雨で

やれる事がほぼ無く

行きつけの飯屋でチャイ飲んで一日が終わってしまった
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- 2009/05/21(木) 01:27:27|
- ムンバイのボス
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『旅続け いつも思うは 旅の縁 正に異なもの 味なもの』
こんばんは、遂にインドに戻ってきた吾輩である。
ムンバイよ!!吾輩は帰ってきた!!
さて、タイでの最終日であった昨日、ネパールのカトマンズにて出会い、インドのバラナシと二度に渡って、下僕がお世話になったヒロ殿に、三度目の再会果たした。
本当に旅の縁とは面白いものである。
実はチベットからネパールへ向かうランクルでのツアーでご同行させてもらった、
カナダ人の夫妻にもカオサンで再会、世界とは意外と狭い物である。
さて明日より、インドムンバイリベンジの開始である。
エイプリールフールに下僕がギックリをやり、そのまま病院かつぎ込まれた因縁(これも縁なのだな)のこの地。
今度こそ院内以外のムンバイを堪能させてもらうからな下僕よ。
<<本日の写真>>
と、行きたい所だがここのネット喫茶のパソコン、UBS端子が使用不能という事なので、
今回は写真無しである、申し訳ない。
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- 2009/05/12(火) 03:15:21|
- ムンバイのボス
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気がついたら、4月になってしまっていた。
日本ではそろそろ桜が満開だったりするのであろうかな?
こんばんは、今年は毎年の様に行っていた、上野公園でのお花見が出来ないのが、
非常に残念な我輩である。
まあ、インドは今現在で真夏日が続き、春の情緒もへったくれもないがな。
さて、我輩と下僕はブッタ・ガヤから列車で30時間ほど西に移動した、
ムンバイと言うかなり巨大な街に来ている。
ここは、その昔東インド会社があったという街で、
香港以来見ていなかった高層ビルなんぞも立っており、
インドに入って初めて見た、機能している信号が存在し、
もはやインドの景観でない無い感じすらする街である。
だが、問題はそこではない、そこではないのである。
実は本当であれば、この街に来る予定はなどは無かったのだ……
順を追って話そう。
あれは4月の一日の早朝の事だ。
その日我輩と下僕は、ブッタ・ガヤ発の列車で『アウランガバード』と言う、
『エローラ』と『アジャンタ』と言う遺跡へのアクセスが良い街を目指していた。
しかしその列車内で、下僕がふと落としたものを拾おうとしたときに、
ヤツの腰に激痛が走ったのである。
擬音で表すと『ビシィッ!!』と走ったその痛みは、尋常なものでは無く、
そのまま寝台席に倒れこみ、数時間は立って歩くのも困難なほどの痛みだったそうだ。
そう、俗に言う『ぎっくり腰』と言うヤツである。
本当であればその列車の途中駅で降りて、アウランガバードを目指さねばならなかったのであるが、
途中駅を通過する時点で、生まれたての小鹿より足元がおぼつかない下僕。
そのまま列車の終点まで乗り続け、結果ここムンバイに輸送されてしまったのである。
その後下僕の拙い気力を搾り出し、何とか列車と這い出して日本の保険会社に電話。
流石は日本の保険会社、ドライバーが駅まで迎えに来てくれ、そのまま病院へ護送、
そのまま流れるようにしばらく入院と相成ってしまったのである。
全く、生まれて初めての入院がインドだというのは、お前の人生どうなのだ、下僕よ?
しかし本当に凄いのが、日本の保険会社。
入院費用やその他もろもろの諸費用が全て、
保険補償額の『キャッシュレスサービス』でまかなう事が可能なのである。
お陰でいま下僕がお世話になっている入院部屋の一泊料金は、
インド滞在の2週間分の生活費を超える価格なのだが、全てキャッスレス。
だがその価格だけあり、この9ヶ月を越える旅の中で、
一番綺麗で、一番清潔で、一番サービスの行き届いた宿である。
まあ、後二、三日も安静にしていれば治るとドクターも言っているので、
この素晴らしい部屋で、のんびりするとするかな。
<<本日の写真>>

インドに入ってはじめて見た『機能している信号』

毎朝出る朝食である、なんと優雅でリッチな事であろうか。
_________________________以下コメントお返事________________________
>>ラガー氏
そこは下僕の英語力の無さを笑ってスルーしていただきたい。
>>名無し氏
ブッタ・ガヤで色々と浸っていたときを邪魔されたのでなあ・・・・
>>めしちゃん氏
無論下僕はやっておった、が全く悟れる気配すらなかったようだ
- 2009/04/05(日) 03:25:52|
- ムンバイのボス
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